葬儀についてご紹介します。
無宗教葬(自由葬)には、決まった形はありません。故人様の遺志やご家族の意思を考慮して打合せを進めます。生前から準備をしておいた方がより希望に添った葬儀を執り行えます。
ご家族やご親戚の中には、宗教者を呼ばないことに反対する方もいます。その方たちに理解をしてもらえるよう丁寧に説明することが大切です。
もし菩提寺があるなら、同意を得ておきましょう。菩提寺に、先祖代々のお墓があるときは、そこへ納骨できるかも聞いておく必要があります。
社葬にする場合、葬儀費用をどこまで会社が負担するかが問題になります。
会社としては、さまざまなケースを想定して内規を定めておく必要があります。
ランク | 現職 | 前・元 |
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社葬A | 会長・社長・取締役 | 前会長・前社長(退職三年以内) |
社葬B | 副社長・専務・常務 | 元会長・元社長(退職五年以内) |
社葬C | 役員 | 元会長・元社長(退職十年以内) |
社葬D | 部長・貢献した社員・殉職 | 役員 |
社葬A・・・死亡時から社葬終了までの、すべての費用(戒名料は除く)を会社が負担する。
社葬B・・・死亡時から社葬終了までの、すべての費用(寺院関係の費用を除く)を会社が負担する。
社葬C・・・社葬当日の費用(寺院関係の費用を除く)を会社が負担する。
社葬D・・・個人葬の費用のうち、寺院関係の費用、飲食、返礼品を除いた費用を会社が負担する。
以上はあくまで一例です。
ランク分けや負担の割合は、社会の状況や会社の規模によっても異なります。
あらゆることを考えて慎重に決定する必要があります。
身を清めるための儀式です。まず桶の水をひしゃくですくって左手に三回、右手に三回そそぎます。次に左手で水を受けて口をすすぎ、もう一度左手にそそいでひしゃくを戻します。懐紙で拭います。しかし、「手水の儀」は、時間がかかるため省略されます。
「玉串奉奠」とは、玉串を神に捧げることで、神事には欠かせない行事です。
玉串奉奠の作法
カトリック(旧教) | プロテスタント(新教) | |
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司祭 | 神父 | 牧師 |
通夜 | 通夜の祈り | 前夜式 |
告別式 | 葬儀ミサ | 告別式 |
御香典 | 御花料、献花料、御ミサ料 | 御花料、献花料 |
形式 | 焼香または献花 | 献花またはなにもない |